アメリカ生活

アメリカの賃貸住宅の冷蔵庫が壊れた件

冷蔵庫の故障

アメリカでは賃貸住宅に住んでおり、入居時に備え付けられていた冷蔵庫を使用していました。

・・・が、ある日とつぜん冷蔵庫の効きが弱くなり、冷凍庫内の食品は溶け、冷蔵庫内は室温と同じくらいまでに上がってしまいました。

冷蔵庫が直るまでの経過をまとめたいと思います。

アメリカで冷蔵庫が壊れた方の参考になれば幸いです。

1日目:冷蔵庫の効きの悪さと冷凍庫からの水漏れに気づく
 ある日、冷蔵庫の効きが悪くなると同時に、冷凍庫内の天井から水がポタポタと落ちてくる現象に気づきました。タイミング的に、おそらく冷蔵庫の製氷機能をオンにしたことが原因で冷蔵庫の性能が急低下したものと思われます(いままではずっと製氷機能をオフにしていましたが、何となく気まぐれでオンにしたのがまずかった)。ただ、「入居直後も冷蔵庫の効きが悪かったし、そろそろ寿命なんかなぁ」くらいには思いましたが、製氷機能をオフに切り替えたら直るかなと思い、とりあえず様子見としました。

4日目:管理会社に連絡する
 製氷機能をオフにしても一向に冷却性能が回復せず、むしろ悪くなっているため管理会社にメールで連絡しました。水漏れ箇所の写真を添付して「どうすればいいですか」という感じで夜中に問い合わせたところ、翌日の早朝に「Technicianを探して手配する」との返事をもらいました。当時、テクニシャンという言葉にあまりなじみがありませんでしたが、今回のシチュエーションではテクニシャンは家電の修理屋さんのことのようです。Dollar Tree(アメリカの100円ショップ)にてプラスティック容器(3.8リットル)を購入し、冷凍庫内の水が落ちてくるところに設置しました。今のところ、5~6時間ごとに容器の水を捨てていれば、冷凍庫内がびしゃびしゃになることは防げそうです。

6日目:管理会社に再連絡する
 管理会社から「Technicianを探して手配する」という連絡があったものの2日ほど続報がありませんでした。冷蔵庫はまったく効かない状態になっており、夏ということもありとても困っていたため、再度、管理会社に連絡しました。前回の問合せでは水漏れが発生していることしか言及していなかったことに気づき、「庫内の温度がかなり高くなってしまっているため、冷蔵庫の寿命が疑われる。新しい冷蔵庫を購入する必要があるかも」と付け加えてリマインドを送ります。10分後に管理会社から返信がきて「テクニシャンは今週の金曜日に派遣される」「本日中に家主に新規の冷蔵庫の購入について相談してみる」との連絡を受け、その日の夜に「新規の冷蔵庫購入について家主から許可が下りました。いまの冷蔵庫のサイズとメーカー名を教えてください」との連絡がきたのでさっそく冷蔵庫の採寸を実施して返答します。このときに初めて自分がGEの冷蔵庫を使っていたことを知りました。

7日目:契約を確認する
 管理会社から冷蔵庫の配達希望日の問合せを受けて回答しました。すべてが順調に進んでいるように思えたものの、不安要素があるとすれば「冷蔵庫の代金は貸主負担ということで良いんだよね?」ということです。新たな冷蔵庫の費用負担についてまったく話していなかったので突然不安になりました。賃貸借契約時に「備え付けの家具家電が通常使用において故障した場合はLandloadが加入しているHome Warranty Insuranceで解決する」というAddendumを契約に追加してもらっていたので、当然、この条文に従って解決されるのだろうという認識のもとに進めていました。ただ、契約書の本文は、「原則として家具・家電の買い替えは借主負担とする」となっていますので、あとあと揉める可能性がないとは言い切れないな…と。冷蔵庫の購入を確定する前に念のため確認しておこうと思い、管理会社にメールしたところ「冷蔵庫の購入費用は貸主負担なのでご心配なく」との返事。その日のうちに管理会社がCostcoに冷蔵庫を発注してくれたらしく、「配達日が決まったら連絡します」と告げられました。冷蔵庫はほぼ機能していないため、レトルトや外食デリバリー等で凌いでいました。妻はつわりで苦しんでいた時期ということもあり、1日も早く到着することを願いました。

8日目:冷蔵庫の配達日が告げられる
 管理会社から連絡があり、新品の冷蔵庫の配達日は最短で1か月後である旨が告げられました。日本だと「最短で翌日お届け」とかだと思うので、1か月もかかるとはにわかに信じられませんでした。そこで念のため、私のほうでもHome DepotのDelivery dateを確認したものの、こちらは最短で1か月半後とのこと。これがアメリカンスピードなのだとあきらめました。管理会社から「修理を試みるなら本日の午後4時半にテクニシャンを派遣可能だよ」と言われたので、お願いしました。さすがに1か月間は待てません…。午後4時半から待っていましたが午後6時にようやくテクニシャンが到着。インド系の大柄な男性でした。冷蔵庫の様子を確認したあと、冷蔵庫の裏側を確認したいと言って冷蔵庫を動かそうとしますが、動きません。私も手伝って2人がかりでやりましたが、ピクリともしませんでした。結局「今度は2人で来るぜ」と言い残して帰ってしまいました。今日で何かしら前進する、あわよくば直る、と思っていたのでがっかりしました。その日のうちに管理会社に報告し、次の日程調整をお願いしました。

13日目:テクニシャンの再訪
 前回の訪問から5日後、テクニシャンが再訪しました。前回は「今度は2人で来るぜ」と言っていましたが、今日も1人です。「今日も解決しないかも」とにわかに不安になります。ただ、今回はしっかり準備してきてくれていました。まず、私と妻が冷蔵庫内の食品や外せる部材をすべて冷蔵庫の外に出したうえで、テクニシャンが冷蔵庫と床の間にシートのようなものを敷き、力いっぱい冷蔵庫を引っ張ったところ、冷蔵庫がズルズルと動きました。冷蔵庫の下と裏から見知らぬゴミが大量に出てくる出てくる…。ともあれ、冷蔵庫は直りました。
 冷蔵庫が機能しなくなった原因は、ウォーターバルブの故障により、冷気が冷蔵庫内に循環されなくなったためと説明されました。私が久々に製氷機能をオンにしたことで水道管から製氷機に水が流れようとしたものの、ウォーターバルブが壊れていたため水が漏れ出し、それが凍って冷気の循環ができなくなったのだろうと理解しました。ウォーターバルブの交換によって問題の原因は解消しましたが、冷凍庫内の奥側の板を外すとその裏側に大量の氷が張り付いてしまっていたため、それをヒーターで溶かしながら取り除きつつ、溶け出した水を掃除機のようなもので吸い取る作業が行われました。ぜんぶで1時間強かかったと思います。
 費用は管理会社に請求してほしいと伝え、私からはチップとして20ドル渡しました。トータルの請求金額がわからないのと、冷蔵庫のトラブルは初めての経験だったので、チップ額の妥当性は自信なしです。理由はともあれ2回も来てもらったし、汗だくになりながら作業してもらったので、もう少し多く渡しても良かったかもと後から思いました。

冷蔵庫の性能低下に気づいてから修理が終わるまで約2週間かかりましたが、また使えるようになってよかったです。こういうことがあると冷蔵庫のありがたみが強く感じられるという側面もあったかなと思います。このあと一安心&大喜びでスーパーへ生鮮食料品を買いに行きました。また、常に迅速に、誠実に動いてくれた管理会社のジェフリーにも感謝です。

ただ、この日に冷蔵庫を移動させたことにより、我が家は再びアリの襲来を受けることになります。このことについては別の記事で紹介したいと思います。

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