娘(2歳)の冬服を買いに西松屋に行ったところ、おもちゃコーナーにて「アンパンマンの炊飯器セット」をねだられました。炊飯器セット自体はYouTubeでたびたび見たことがあったので、娘も私もどんな内容物なのかはよくわかっています。ご飯のかたまりを炊飯器にセットして、ふたをしてボタンを押すとメロディが鳴り、しばらくすると「ごはんがたけたよ~!」とアンパンマンの声で教えてくれるという玩具です。炊飯器から取り出したご飯を盛り付けるためのシャモジや茶碗、それからスプーンとふりかけも同梱されています。
値段はおよそ3000円。正直、あまり購入する気になれませんでした。すぐに飽きて部屋の隅に置かれる絵が頭に浮かんできたためです。とはいえ、ほかの玩具を薦めても娘は「炊飯器がほしいの~!」と言い続けるので根負けし、結局「アンパンマンの炊飯器セット」を購入しました。最近、娘があまり米を食べてくれないので、これを機にご飯を好きになってもらえるといいなぁという期待も込めました。
帰宅後、さっそく箱をあけ、中身を取り出します。
娘「じゃ、ご飯つくろっか。パパが作って~」
私「いいよ。ではご飯をセットして、ふたをして、スイッチオン!(中略)できたよ~。茶碗に盛るね。はいどうぞ」
娘「ありがとね~。あ~おいしいね。今度はパパに作ってあげるね。(中略)できたよ~。はいどうぞ」
私「ありがと~。あ~おいしいね。ごちそうさま」
娘「じゃ、今度はパパが作って~(最初に戻る)」
という感じのパターンを50回以上は繰り返しました。。。
「もう飽きたよ~。また明日やろうよ」と言っても「まだやるの~!」と言ってききません。
途中で本当の食事とかお風呂を挟みつつ、娘が寝るまでの4~5時間ほど続けました。
ちょうど料理系のママゴトにハマっていた時期というのも原因かもしれないですが、「アンパンマンの炊飯器セット」を購入したときの私の予想は大きく外れました。まさか飽きもせず、ここまで何回も繰り返すとは。。。よっぽどご飯を炊いてみたかったんでしょうか。
あと、回数を重ねるごとにほんの少しずつ会話のパターンが変わっていったことも興味深かったです。
娘が寝る直前は、おおよそ下記のようなパターンになっていました。
娘「なんか料理つくろっか~」
私「そうだね。何にする?」
娘「うーん、、じゃ~、わかめご飯にしよう!」
私「よし、じゃあまずはご飯を炊こうね。ではご飯をセットして(以下略)」
娘「あ~できたね~。おいしいね~。じゃあ、なにか料理つくろっか~(最初に戻る)」
何度か同じパターンが続くと娘が少しセリフを変えて、そのパターンをまた何度か繰り返すという感じでした。ここ半年でずいぶんと語彙が増えたな~と改めて気づかされたりもしましたが、ともかく私自身は同じパターンの繰り返しに疲れ、へろへろになりました。
■購入の翌朝。
娘は起きるとすぐに「アンパンマンの炊飯器セット」に走っていき、「これでご飯を作ろう!」と言い出しました。まだ飽きてはいないようです。
なお、最初の数回は昨晩と似たようなパターンでご飯を炊いていたのですが、途中から変化が生じました。炊飯器は電子レンジになったり、鍋になったりして料理の内容も次々と変わっていきます。バイキンマンのふりかけは塩や胡椒になり、ご飯のかたまりもパンになったり卵になったりという具合です。もともと家にあった積み木を炊飯器で調理してチョコレートとコーヒーを作ってくれました。何とも子どもの想像性は面白いなぁと思った次第です。
それもひと段落すると、また別の遊びに変化しました。
今度は私に炊飯器セットを箱にしまわせ、娘が「今日はアンパンマンの炊飯器セットで遊びまーす! ではさっそく箱をあけてみるね。何が出てくるか楽しみ!」などと言って私に箱を開けさせ、「あー、炊飯器が入ってる!」「これはしゃもじ!」などと言いながら各パーツをケースから取り出していき、すべてのパーツが取り出されたところでまた元通りに箱にしまわせ、「あー楽しかったね。また遊ぼうね!」と言ったあと、「今日はアンパンマンの炊飯器セットで遊びまーす!」のくだりに戻るという遊びです。おそらくYouTuberがアンパンマンのおもちゃで遊んでいる動画を真似しているのだろうと思いますが、実際にやっていることは玩具を箱から出したりしまったりを延々と繰り返すだけなので、これに付き合わされているときが1番つらかったです。20回くらいやったところでしんどさがピークにきたので「ごめん、もうお腹いっぱいなのでまた今度にして!」と言って切り上げてしまいました。ともあれ、子どもの遊び方が私の想像の遥か彼方にあって興味深いです。
また何か新しい発見があったら追記したいと思います。